担当役員と合わない・・秘書としての心の持ち方と行動を解説します!

秘書は自分で担当する役員を選べるわけではないので、『この人苦手だな…。』というボスの担当になることもあります。そんなとき秘書としてどのように仕事をすればいいのでしょうか?今回は自分と合わない役員の担当になったときに、秘書としての心の持ち方と行動を解説します!

なぜ自分に合わない人が存在するの?

転職してあこがれの秘書になれた、新しい役員の担当になった、なんて少しわくわくしていたのもつかの間…自分に合わない上司の秘書になってしまった…なんていう話はよく聞きます。

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職場での人間関係は秘書に限らず悩みが多いものですよね。

とくに若者は職場の人間関係のせいで仕事をやめたという理由が一番多いですからね…。

そもそもなぜ自分に合わない人が存在するのでしょうか?

心理学では、自分と合わない人や苦手な人、嫌いな人というのは、自分の嫌な部分が強く現れている人なんだそうです。

自分自身が嫌だなぁと感じることや、ああいう風になりたくない、排除したいと思っているものを、相手が持っていたとき、「この人合わない」と感じてしまうそうです。

なるほど!納得ですね。

逆に素敵だなこの人、こんな風になりたいな…と感じる人は好きになりますもんね。

たとえば自分が、なかなか貯金ができないことが悩みだったとします。

そこに浪費家の人が現れたらどう思うでしょうか。

嫌な自分を見ているようで、距離を置きたくなりますよね。

このように、自分に合わない人はどこにでも存在するのです。

自分と合わない役員の秘書になったら…

自分と合わない人が必ず存在する世の中なのは理解できますが、もし、自分と合わない役員の秘書になったときにはどうしたらいいのでしょうか。

秘書としての心の持ち方や行動を確認していきましょう。

仕事として割り切る

まず仕事として割り切ることが大切です。

仕事に個人的な感情を持ってはいけないので、合わない上司を相手にする仕事だと割り切りましょう。

ただ、これは待遇がいい場合に限りますよね…。

お給料が安かったりすると、『なんでこれしか給料もらっていないのに、こんな思いしなきゃいけないの…。』と思ってしまうかもしれません。

会社がブラック企業の場合は、転職も考えた方がいいかもしれません。

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柔軟性をもつ

「こうでなくてはいけない!」とマニュアルどおりでなくてはいけない、1から順番に行わなくてはいけないなど、真面目な人ほど合わない人がでてきたときにイライラしてしまいます。

合わない役員の担当になったときは、この人はまったく考え方が違う、住んでいる世界が違うと思い、柔軟な対応を心がけましょう。

前に秘書を担当していた人にアドバイスを求める

自分と合わない役員の担当を過去にしていた秘書がいるときには、どのようなことに気をつけたらいいのか相談してみるといいでしょう。

もしも、いままで秘書がつかない人だった場合は、同じ部署だった人などに聞いてみると、上司の性格など、情報をいろいろと聞くことができ、今後付き合っていくヒントが得られるかもしれません。

上司をよく観察する

上司の性格や行動などを理解するために、上司をよく観察してみましょう。

せっかちな上司なのか、のんびりタイプの上司なのか、どんなときに機嫌がいいのか、悪いのかなどいろいろと情報が蓄積されていけば、合わない上司への対応策が見えてくるかもしれません。

本当につらいときは無理しない

努力しても担当の役員とうまくいかないときは、決して一人で抱え込まないでください。

先輩秘書や上司に相談しましょう。

今は少なくなってきたとは思いますが、セクハラ・パワハラをしてくるような役員の場合は本当につらいです。

限界になる前に、相談するようにしましょう。

秘書はどんなときも笑顔を忘れずに!

もし、自分と合わない役員の秘書になってしまったときには、担当役員と何が原因で合わないのか自分でよく分析してみましょう。

合わないということは、普段より慎重になりますし、しっかり確認をしていろいろと気をつけるのである意味いい仕事ができるかもしれません。

合わない人が現れたときは、秘書の腕の見せ所です!

いくら合わないからといって、いつも無表情はいけません。

なるべく笑顔で対応しましょう。

筆者も会社で一番のわがままボスの担当になったときには、とても大変でした。

前任の秘書はケンカして部署異動になり、その前の秘書も何人も合わずに辞めていたそうです。

私自身も悩み、何度も辞めたくなりましたが、努力を重ね信頼を勝ち取ることができました。

今は担当していないのに、疑わしいことがあるとすべて私に確認の電話がかかってきます。笑

本当につらいときは、無理はしないでくださいね。まずは先輩秘書や上司に相談してみましょう。

合わない役員の秘書をすることはとても大変ですが、きっとあなたの経験となり、実績となり、いい方向へ進むことでしょう!

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