取引先へのお中元・お歳暮の金額の基準や渡し方。喜ばれる定番は?

秘書をしていると、お中元やお歳暮を上司に贈っておいてほしいといわれることもあるのではないでしょうか。取引先への手土産と同じで、お中元やお歳暮にもルールがあります。今回はお中元とお歳暮の金額相場や渡し方、定番商品をチェックしていきましょう。

お中元とお歳暮の違いは?

お中元もお歳暮もお世話になった人に贈るものです。

どちらも贈る人もいますが、両方とも贈らないと失礼にあたるわけではありません。

金銭的な問題などでどちらか1回としたときは、お歳暮を贈る人の方が多いようです。

1年間の締めとして感謝の気持ちを込めるといった理由から、お中元よりもお歳暮の方が重視される傾向があります。

お中元とお歳暮の大きな違いは「時期」です。

お中元は地域によって期間が少し違いますが、一般的には7~8月に贈ります。

お歳暮もお中元と同じく地域によって差がありますが、12月10日~20日頃までに贈るのが一般的です。

お中元・お歳暮の金額相場

お中元とお歳暮の金額相場はいくらくらいなのでしょうか。

お中元もお歳暮も、3,000~5,000円くらいが一般的です。

お金がないからといって少額のものを贈るのもあまりよくないですが、感謝の気持ちを込めたいからといって高額な商品を贈るのもNGです。

会社の場合はまだしも、個人宛の場合は、あまりに高額なものは相手を気にさせてしまう可能性があります。

また取引先に贈るときには、手土産を持参するときと同じく、小分けできるものの方が喜ばれます。

冷蔵や冷凍商品を贈るときには会社よりもご自宅にお贈りした方がいいでしょう。

取引先へのお中元・お歳暮の渡し方は?

お中元やお歳暮はどのように渡すのでしょうか。

まずお中元・お歳暮の商品には「のし」をかけます。

何度あってもいいことなので蝶結びののしにしましょう。

上の段には「御中元」・「御歳暮」または感謝の気持ちですから「御礼」と書くのがいいいでしょう。

下の段には社名のみでもいいですが、代表者氏名を入れてもかまいません。

取引先へ持参する場合は、風呂敷に包むのが本当のマナーですが、デパートやお店の紙袋でも失礼にはあたりません。

宅配便の場合は、送り状が必要です。品物にそえるか品物よりも先に送り状を郵送しましょう。

最近では親しい取引先であれば、のしがついていれば、お中元やお歳暮ということはわかりますし、わざわざ送り状を送付するという習慣はなくなりつつありますが、より丁寧に感謝の気持ちを伝えたいときには送り状をつけることをおすすめします。

お中元の定番商品

お中元もお歳暮も相手に喜ばれるものを贈りたいですよね。

基本的には季節にあったものを贈るのがいいとされています。

お中元を贈る季節は夏です。夏にぴったりの定番商品を見ていきましょう。

ビール

 

お中元の定番といえばビールでしょう。個人宛ではなく、取引先へ贈るときはビールのみのものでもいいですが、お酒が飲めないという人もいるのでジュースとセットの商品も喜ばれますよ。

ゼリー

 

夏にぴったりのスイーツといえばゼリーです。

フルーツなども人気商品ですが、取引先に贈るときには、小分けのゼリーがおすすめです。

フルーツは切り分けたりしなくてはいけない場合があり、その場で食べたいと言い出す上司がいた場合、女性社員の負担になる可能性があります。

アイスクリーム

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冷凍冷蔵商品は取引先に贈るのはあまりよくないとされていますが、冷蔵庫があり女性が多い職場などには、このような小分けのアイスは喜ばれます。

暑い夏に職場でアイスが食べられるのは元気が出るという人もいるでしょう。

わけなくてはいけないアイスは衛生的にも嫌がる人もいますが、小分けであれば安心です。

お歳暮の定番商品

お歳暮を贈るのは冬です。

今度はお歳暮にぴったりの定番商品をご紹介します。

 

ビール

 

お中元でも定番のビールですが、お歳暮のビールは年末年始にも楽しめるのでとても人気です。

お歳暮では、普段は自分では買うことのない少しリッチなビールや、お歳暮限定のデザイン・味を選ぶと喜ばれるかもしれませんね。

ハム

 

お歳暮の定番といえばハムですよね。こちらは取引先の方のご自宅に贈る場合はぴったりの商品です。

お歳暮を自宅に贈る場合は、お正月などに家族みんなでわけて楽しめる商品がおすすめです。

自宅に贈るのであれば、お肉や海鮮なども高級感がありいいですね。

相手に感謝の気持ちを伝えよう!

日頃からお世話になっている取引先に感謝の気持ちが伝わるようなお中元やお歳暮を選びたいですね。

お中元とお歳暮どちらでも使えるのは、お菓子。焼き菓子などは定番ではありますが、一番選びやすく喜ばれるものです。

毎年同じものや自社製品を贈るといった場合もありますが、お中元・お歳暮に何を取引先に贈ったかリストを作っておくといいですよ。

昨年はこれを贈ったから今回はこれにしよう、昨年の商品がうれしいと言われたから今年も同じものにしようといったように参考になります。

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