初めての転職!秘書になるには?就職活動と転職活動の違いは?アピールの仕方も違う?

学生のときの就職活動は、企業への見学や情報を集めることも学校が協力してくれるので比較的簡単にでき、とにかくやる気をアピールし、学生時代に取り組んできたことを履歴書に書き、面接で話していたのではないかと思います。では転職活動は何をアピールすればいいのでしょうか?秘書に転職を考えている人や初めての転職を考えている人に就職活動と転職活動の違いなどをご紹介します。

就職活動とは?転職活動とは?

就職活動とは主に学生が企業に就職するために行う活動のことを言います。

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新卒採用という枠に応募をします。

一方転職活動とは、職業・職場を変えることを言います。

一度社会人となった人が職業や職場を変えるために、新しい企業を探すことが転職活動です。

就職活動と転職活動の違い

就活と転職の違いを見ていきましょう。

・経験の有無

就活と転職の一番の違いは経験があるか・ないかではないでしょうか。

就職の場合は、経験があるかどうかは見られることはなく、学生のときに取り組んできたことから適正や仕事へのやる気などを判断されます。

一方転職活動は、何ができるかという即戦力が求められます。

そのため就職活動のときにはなかった、履歴書の他に職務経歴書を書くんですね。

・アピールの仕方

就職活動と転職活動では経歴書や面接でアピールする内容が違います。

学生の場合は、今まで学んできた学問や部活動やサークル活動、アルバイト、インターンシップの経験などから、とにかく「やる気」や「熱意」を企業に伝えるということが大切でした。

企業もそんな意欲を社風に合うかどうか判断し、あなたの将来へ期待して採用するかどうかを決めていたと思います。

一方転職活動はなんといっても「実務経験」が大事!

これまで行ってきた仕事を説明し、入社したらどのくらい即戦力になるかをアピールするのが大切です。

学生のようにやる気ももちろん大事ですが、どのような仕事ができて、どのように会社に貢献できるのかを具体的に細かく説明しなくてはいけません。

職種を変える人は、『資格を取ればいい。』と考える人も多いですが、その資格を持っていないとできないような特殊な職業をのぞき、資格よりも実務経験の方が転職活動には有利です。

資格を取ったという努力は認めてもらえますし、やる気はアピールできますが、やはり実務経験には叶わないという場面がいくつもあります。

職種を変える人は、資格も大事ですが今まで別の職種でも、希望する職種につながる経験をしていることをアピールすることが大事です。

例えば営業職から事務職を目指すのであれば、『営業をしていたが、外回りから帰ってきたら、伝票処理など経理の仕事も行っていた。』などと希望する職種の経験が全くないわけではないということをアピールできないと難しいです。

転職活動では『自分はこのように活躍できる!』という、より具体的で魅力的なアピールができるように頑張りましょう。

また転職の場合、なぜ会社を辞めたのか、辞めようと思っているのかと「退職理由」も大事なことなので必ずといっていいほど聞かれます。

退職理由もアピールポイントなので前向きな理由を考える必要があります。

・情報収集の仕方

就職活動のときには、情報収集するにも学校の先生や友人、先輩などからさまざまなアドバイスを受けることができます。

企業の説明会の参加なども学校を通してたくさんのサポートを受けながら就職活動に集中して取り組むことができます。

転職活動はまさに孤独との戦い!

情報収集は自分で行わなければなりません。

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自分が転職したいタイミングで活動を開始するので仲間はいないですし、現在勤めている会社に相談なんてできるわけもないので、不安や悩みを抱えがちになります。

また、仕事をしながらの転職となると、転職活動にさける時間も限られているため、タイミングがあわず苦労することとなります。

・募集人数・時期

就職活動と転職活動では募集人数や時期も違います。

就職活動ではまとまった人数の採用が多いですが、転職となると1名または複数人でも少人数ということがほとんどです。

就職となれば4月からですが、転職は通年で求人が出ているので働くタイミングはバラバラです。

就職が決まったあとも転職組は同期がいないので、少し寂しいと感じる人も少なくありません。

・内定から採用までの期間

就職活動ではじっくりと取り組むことができ、複数の企業から内定をもらったときにはじっくり選考することができます。

しかし転職活動となると即戦力を求められるため、一日でも早く出社してほしいということもしばしば。

そのため、内定をもらった直後に本命の会社の求人が出たときには、どうしたらいいのかと悩むこともあります。

転職して秘書になるには?

現在も秘書であるならば、その仕事ぶりをアピールすればいいのですが、他の職種から秘書を目指すときにはどうしたらいいのでしょうか?

どんな会社にも社風に合う人という決め方も多かれ少なかれあるので一概には言えませんが、一般的に秘書に向いている特徴や性格は次の通りです。

・几帳面な人

・気配りができる人

・柔軟性がある人

・時間を守れる人

・人柄がいい人

・秘密を守れる人

・コミュニケーションが円滑な人

・冷静な人

・勘が鋭い人

・記憶力がいい人

・ビジネスマナーや一般常識がある人

・控えめでサポートを好む人

・観察力がある人

・さまざまな性格の人と付き合える人

秘書に向いている性格や特徴をおさえて、前職で行ってきたことと結びつけてみましょう。

例えば介護職から秘書を目指すなら、「サポートを好む」という特徴と結びつけられますね。

販売職であれば、いろいろなお客様が来ますから「さまざまな性格の人と付き合える」や、お得意様の前回買った商品を覚えてコーディネートを提案したとなれば「記憶力がいい」に当てはまります。

このように「自分は秘書を行うのにぴったり!」と思えるようなエピソードをいくつか考えることが大事になってきます。

そして短所も長所に変えましょう!

「神経質」というと短所に聞こえますが、「几帳面」や「細かいところまで気の利く人」と言い換えることができますよね。

このように結びつけていくと、違う職種でもたくさんアピールポイントができあがります。

また、実務経験には勝らなくとも、未経験の場合は資格があるとポイントアップです!

秘書検定にもチャレンジしてみるといいですね。

転職は自分との戦い!

転職活動は孤独なことが多いです。

なんでも自分でやらなくてはいけないことが多いので不安に感じる人もいるでしょう。

転職活動は若いことが一番の武器だという人もいますが、その若さがなくなったときに残る武器がないと、自分の思い描いている希望の仕事につけないこともあります。

初めての転職を考えている人はよく考えて決めてくださいね!

秘書に転職したいと考える人は、秘書の求人ばかりではなく、一般事務や総務事務など、デスクワークの求人も見てみましょう。

秘書と明記はなくても、秘書業務に近いものもあります。

実は筆者も秘書がやりたくて秘書の求人を探していたわけではありません。

大手企業になると、信用のある人を社内から見つけてきて秘書課に配属するなんてこともあるようなので、最初から「秘書」だけと決めないでいろいろな求人を見てみてくださいね!

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