【体験談】秘書検定の準1級の面接試験って?試験内容が気になる!

秘書検定の準1級と1級のみで行われる二次試験の面接試験。その内容が気になる、問題集を見たけどイメージがわかないという人も多いのではないでしょうか?普段秘書をやっているし、社会人だし…なんて甘い考えで行くと、試験会場であがってしまい落ちてしまう人が多い面接試験の試験内容と試験に受かるコツをご紹介します。

秘書検定準1級の面接試験を受けるには?

秘書検定準1級の面接試験を受けるには、まず秘書検定準1級の筆記試験に合格する必要があります。

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筆記試験に合格しないと面接試験は受けられません。

ちなみに筆記試験には合格し、面接試験に落ちてしまったという人は、1年間(2回)筆記試験は免除されます。

秘書検定準1級の面接試験の内容

準1級の面接試験は「あいさつ」、「報告」、「状況対応」の3つですが、会場について受付から試験会場を出るまでが試験だと気を引き締めてのぞみましょう!

まずは受付を済ませます。

受付にいる方に受験票を提出し出欠確認をしてもらいます。

その後、試験の受け方についての書類と面接番号シールを受け取り控室に入ります。

控室は座る場所は決まっていないので空いている場所に座ります。

面接番号のシールは直接左胸に貼るのですが、粘着力があまりないので、自分の前の人たちが試験会場へ呼ばれるタイミングくらいで貼るのがいいと思います。

面接試験に集中したいのに名札がペラペラして取れるかも…と心配するのは余計なストレスになりますよね。

面接室に入る約5分前に名前が呼ばれ、指定された場所に座ると、報告用の課題文が渡されます。

報告用の課題文を2分で記憶します。場所によっては隣の人などが気になる距離にいることもありますが、周りは無視して集中して何度も心の中で唱えましょう。

2分経つと課題文は回収されます。メモを取ったりすることはできません。

その後、面接室へ係員が案内してくれるので、3人1組で入室します。

この間に課題文が飛びそうになるので、唱えていてくださいね。

係員の方が面接室のドアを開けたら、『失礼いたします。』と会釈し、所定の場所に荷物を置いた後、面接官に近い椅子から面接番号順に座りましょう。

面接官が『〇番の方どうぞ。』と言われたら、席を立ち「あいさつ」と書かれた面接官の前に行き、自己紹介をします。

話す前には必ず『失礼いたします。』と添えます。その後『面接番号〇番、秘書 花子と申します。よろしくお願いします。』と自己紹介を行い、言い終わったあとしっかりとお辞儀します。

あいさつが終わったら、次に隣の「報告」と書かれた面接官の前に行きます。

先ほど暗記した報告の課題文を上司と話すときの敬語などに直し、面接官を上司だと思い報告します。

『失礼いたします。』と言ってお辞儀し、『ご報告したいことがございますが、ただいまお時間よろしいでしょうか。』と面接官に尋ねます。

面接官が『はい、お願いします。』、『どうぞ。』と言ってくれますので、『はい、かしこまりました。』と言いお辞儀をしてから、課題文の内容を伝えます。最後に『以上でございます。』と伝えます。

報告が終わったら隣の「状況対応」と書かれた面接官の前に移動します。

課題は2題あり、面接官がパネルを出してきます。

制限時間はとくにないので落ち着いてパネルを覚えたら、『はい。』というとパネルが閉じられるので、面接官をお客様だと思い対応します。

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このとき動作の指示もあるので忘れずに!

最後にロールプレイングアドバイスシートを受け取り、『ありがとうございました。失礼いたします。』といって退出します。

このアドバイスシートは合否には関係ないと言われていますが、「まあまあである」が一番上で誉め言葉なんですよ。

ちなみに1級があるから「まあまあ」が一番上なのだとか…。

ちなみに筆者は満点?のすべて「まあまあ」でした。

褒められた感じがしませんし、落ちたら次に何を直したらいいのかもわからないので戸惑いましたがなんとか一発合格できました。

秘書検定準1級の面接試験で注意したいこと!

秘書検定の1級のテキストにはなかなか細かく詳しいことが書いていないことが多いですよね。

実際に受けた筆者が面接試験で気をつけたいことをご紹介します。

・第一印象が大事!

試験は緊張しますが、常に笑顔で、声は明るく元気にのぞみましょう。

・服装はスーツで!髪型も注意!

服装はふさわしい格好でということで、スーツが一番無難です。

化粧は薄化粧がいいでしょう。また、アクセサリーは避けましょう。

女性はパンツスーツよりもスカートの方が、足さばきがきれいに見えます。

また髪型にも注意!お辞儀をしたときにバサバサと髪の毛が顔にかかるのはよくありません。

学生の場合は制服で大丈夫ですよ!

筆記試験で学んだ秘書にふさわしい格好をしていきましょう。

・前傾姿勢を忘れない

話をするときは「前傾姿勢」を忘れないようにしましょう。

この前傾姿勢は意識しないとできない可能性もあるので、練習のときから心がけましょう。

・座り方、歩き方も見られている!

入室して、椅子までの歩き方、座り方などもしっかりとチェックされていますので気を抜かずに!

あいさつから報告、報告から状況対応にうつるときはしっかりと向きを変えて歩きましょう。かに歩きは禁止です。

・間違えたら呼吸を整える

間違えても慌てずに呼吸を整えましょう。

筆者は報告のときに噛み倒して恥ずかしくなったので、『大変失礼しました。』と添えて落ち着いてもう一度報告しました。

秘書検定準1級の面接試験は練習が大事

面接試験は何もしていかないとまず不合格です。

基本的な動作や言葉を覚えておきましょう。

報告用の課題文は、忙しい上司を呼び止めてわざわざ報告するような内容か?と疑問に思うものばかりですが、一人一人渡される課題がもちろん違うので、順番によっては報告するまでかなりの時間があります。

課題文を忘れないようにしっかり心の中で唱えておきましょう。

遠足は家に着くまでが遠足なんて言いますが、秘書検定準1級も家を出てから帰るまでが試験だと思って気を引き締めていきましょう!

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